【STUDIO】CSSを使う方法

こんばんわ、仙台でWeb制作フリーランスをしているキクチウェブのキクチです。

直感的に操作できてデザイン性の高いサイトを構築できるSTUDIOですが、一部CSSを書きたいなという場面はあると思います。

通常、STUDIOではコードの編集や追加ができませんが、少し工夫することでCSSを書くことが可能です。CSSを書く方法は2パターンあるのですが、本日はそれらを解説していきます!

まずはこちらをご覧ください

右矢印のアイコンが常時、左右に移動しているのが分かると思います。こういった動きはSTUDIOの通常の機能ではできませんが、CSSを書くことによって再現可能です。

では早速やっていきましょう!

※ STUDIOの基本的な使い方は把握している前提で解説していきます。ご了承ください。

目次

<iframe>を使用してCSSを記述する方法(オススメ)

STUDIOでは<iframe>を記述できるブロックが用意されているのですが、そちらにCSSを書いていきます。次に紹介するGoogle Tag Managerを使用した方法よりも<iframe>を使ったこちらの方法の方が私はオススメです。

この方法の場合
STUDIOのライブプレビュー機能で確認が可能な点
STUDIOの有料版でなくても使用できる点
広告ブロックアプリによる制限を受けない点

これらの観点からオススメできます。

デザインを用意する

まずは下記の画像と同じようなデザインをご用意ください。

「ボックス」の中に「テキスト」と「アイコン」が並んでいる状態です。これでデザインはOKです。

<iframe>を用意する

まずは画像にあるように<iframe>の要素をクリックして

<iframe>を下記画像の位置に配置します

レイヤー階層を確認するとこのような状態です

「テキスト」と「アイコン」の間に<iframe>が入っている状態です。
「アイコン」の前に<iframe>を配置しておくのがポイントです。<iframe>の次の要素の「アイコン」に対してCSSを書いていくからです。

<iframe>に記述する

まずは、<iframe>のID名を「arrow-move」に指定します。

次に埋め込みコードに記述します

コードはこちらをお使いください

<style>
@keyframes move {
  0% {
    transform: translateX(0);
  }
  50% {
    transform: translateX(20px);
  }
  100% {
    transform: translateX(0);
  }
}

#arrow-move + i {
  animation: move 2s infinite;
}
</style>

あとは<iframe>の「横幅」と「縦幅」を「0px」にすれば完成です。
※ 目隠ししてしまうとCSSが機能しないのでご注意ください

このように<iframe>でCSSを書くことができると、表現の幅はグッと広がります。
文字にマーカーを引いたり、縁取り文字を表現することも可能です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

<iframe>をカスタマイズして、STUDIOのCMS(ブログ)機能で吹き出しを表現することも可能です。
htmlを書いたりと少し応用が入りますが、ぜひ参考にしていただければと思います。

Google Tag Managerを使用してCSSを記述する方法

※ Google Tag Managerを使用する場合、STUDIOでは有料プランに登録する必要があります。
※ STUDIOのライブプレビュー機能ではCSSを確認することができません。
※ 広告ブロックアプリによってはCSSが機能しないこともあります。

以上の理由から前の章で説明した<iframe>を用いたCSSの方を個人的にはオススメします。

これらを踏まえた上でお聞きください。

Google Tag Managerの初期設定とSTUDIOとの連携

Google Tag Managerの初期設定とSTUDIOとの連携につきましては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ご覧ください。
こちらの記事の見出しタイトル
「Google Tag Managerの初期設定」
「Google Tag ManagerとSTUDIOの連携」

をご覧になった上で、今現在のこの記事に戻ってきていただければと思います。

デザインを用意する

まずは下記の画像と同じようなデザインをご用意ください。

「ボックス」の中に「テキスト」と「アイコン」が並んでいる状態です。これでデザインはOKです。

「アイコン」に対してID名を指定しておきます。「arrow-move-icon」に設定しました。

Google Tag ManagerにCSSを記述する

ここまででSTUDIOとGoogle Tag Managerの連携は済んでいると思います。あともう少しです。

Google Tag Managerのトップ画面から
「新しいタグを追加」

「タグの設定」をクリック。

「カスタムHTML」を選択。

ここにコードを記述していきます。

こちらがコードです。

<style>
@keyframes move {
  0% {
    transform: translateX(0);
  }
  50% {
    transform: translateX(20px);
  }
  100% {
    transform: translateX(0);
  }
}

#arrow-move-icon {
  animation: move 2s infinite;
}
</style>

「トリガー」をクリック。

「ウィンドウの読み込み」を選択。

そして「公開」

「バージョン名」「バージョンの説明」を記述して
「公開」をクリック。

これで完成です。

Google Tag Managerの場合は、最初に申し上げた通りライブプレビュー機能での確認はできないので、公開したサイトをご確認ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この方法を使えばコードの編集や追加ができないSTUDIOでもCSSを書くことが可能です。
個人的にはGoogle Tag Managerの方法よりも<iframe>を使用した方法が何度も言いますがオススメです。

STUDIOのサイトをCSSで装飾して、さらに良いものへパワーアップさせていきましょう!
「CSSを駆使すればこんな風にオシャレになるよ」って方がいたら教えていただけると嬉しいです。

以上キクチウェブのキクチでした。ではでは。

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